16歳~34歳を対象とした次世代の読み手のためのコンテスト。
これからの朗読の未来を築く彼らの声と言葉を「京都」から発信します。







◆ 朗読の未来へ向けて

近年、インターネットや音声メディアの発展により、朗読に親しむ人が増えています。しかし、朗読が文化芸術として広く根付いていくためには、若手朗読家の育成や発表の場の充実が不可欠です。私たちは若い世代を対象に、朗読を通じて表現力や感性を育むことを目的として「U35京都朗読コンテスト」を開催しています。
このコンテストは、「ことばの力」「声の表現」「聞き手に届く表現とは何か」を考える場であり、歴史と文化の地・京都で、多様な参加者が朗読の魅力を分かち合い、高め合う貴重な機会です。朗読の未来への第一歩として、多くの皆様の挑戦をお待ちしています。

◆ 本コンテストの特徴

現代作家が書いた現代の朗読台本
本コンテストでは「現代の朗読」に焦点を当て、現代の作家二名が朗読台本として書き下ろした作品を予選テキストとして使用しています。現代の文体や言葉、感覚、表現で本コンテスト用に書いた「朗読のための台本」です。他の朗読コンテストにはない大きな特徴の一つです。

朗読の舞台出演をサポート
本コンテストが一過性で終わらないよう、本選出場者による朗読イベントを企画し、舞台出演の機会をサポートしていきます。昨年は大阪の美術館にて「絵巻物と朗読」という形で、本選出場者9名が四か月に渡って朗読を担当しました。



【応募資格】
16歳~34歳の方。京都で開催しますが、全国からの参加をお待ちしています。(プロ・アマは問いません)

高校生部門
16歳~18歳 (2025/4/2~2026/4/1の間に、16歳~18歳になる方)
一般部門
19歳~34歳
  募集開始(2025/7/19)の時点で34歳であれば、本選までに35歳になる方も含みます。


【応募期間】
2025年7月19日(土)~8月11日(月) 15時59分まで。


【エントリー費】

一般部門:2,800円 高校生部門:1,800円

【講評つきエントリー費】
一般部門:3,500円 高校生部門:2,500円

(一次予選の通過いかんに関わらず、【講評つき】のエントリーをされた方には、一般社団法人 朗読表現研究会より、審査基準に基づいた講評をメールにてお送りします)

二次予選、本選出場に追加費用はかかりませんが、会場までの交通費は自己負担となります。
エントリー費の返金には応じられません。ご了承ください。
講評メールの送信は少しお時間をいただきます。(本選の日までに送信予定)


【スケジュール】
二次予選は朗読専用劇場rLabo.(京都市中京区)にて、対面形式で行います。8月30日(土)・31日(日)・9月5日(金)・6日(土)・7日(日)・12日(金)・13日(土)・14日(日)のうち、いずれかにご参加ください。(どうしても対面での参加が難しい場合には、オンラインも可とします)
本選は2025年10月19日(日)、京都市北文化会館 ホール(客席定員405名)で開催します。


【本選 各賞】
本選への出場は各部門をあわせて10名前後を予定。各部門の受賞者には下記の表彰及び副賞を授与いたします。

・一般部門 最優秀賞 1名(賞状、副賞3万円)
・一般部門 優秀賞 1名(賞状、副賞1万円)
・高校生部門 優秀賞 1名(賞状、副賞1万円)

・観客賞 1名(賞状)



【応募方法】
Yahoo! JAPANのパスマーケット(オンライン決済)でエントリーチケットを購入後、本サイト指定フォームに必要事項を記入の上、音声データをお送りください。(※エントリーチケットは7月1日より発売)


【ご注意】
以下の点にご同意いただけるかご確認の上、ご応募ください。
各予選を通過された方のお名前(ステージネームなど本名以外も可)をホームページ上にて公表いたします。
一次予選で提出された音声データ、二次予選で録音、録画をした場合のデータは審査のみに使用いたします。
本選に進まれた方は、パンフレットなど紹介のため、写真(動画を含む)を掲載いたします。
本選の模様は撮影し(写真、動画)、後日公開いたします。
音声、動画、写真の著作権は一般社団法人 朗読表現研究会に帰属いたします。






 応募期間 
2025年7月19日(土)~8月11日(月) 15時59分まで


 課題作品 
以下の指定テキスト4つより、1つを選択して録音してください。

●池田久輝(いけだひさき)〈第五回角川春樹小説賞受賞作家〉の朗読台本より
テキスト1「ワンダーランド」
テキスト2「観覧車」
テキスト3「朝の走者」
(「朝の走者」は第二回の課題テキストとしても使用しました)

●中村理聖(なかむらりさと)〈第27回小説すばる新人賞受賞作家〉の朗読台本より
テキスト4「星空の余韻」

録音は、①応募者の名前 ②選択したテキストのタイトル ③本文の朗読、の順でお願いします。
音声データは15MB以内でお願いします。(ファイル形式はMP3、AAC、WMA、WAV、AIFF、M4Aのいずれか)
BGMや効果音は使用できません。


 応募方法 
Yahoo! JAPANのパスマーケット(オンライン決済)でエントリーチケットを購入後、本サイト指定フォームに必要事項を記入の上、音声データをお送りください。(※エントリーチケットは7月1日より発売)



1人につき、2作品まで応募できます。ただし、講評つき2作品でのエントリーはできません
〇 通常エントリー + 通常エントリー
〇 通常エントリー + 講評つきエントリー
× 講評つきエントリー + 講評つきエントリー
1作品ごとにエントリー費が必要となりますので、2作品応募される方は2回に分けてチケットをご購入ください。


 審査員 
一般社団法人 朗読表現研究会 会員


 結果発表 
2025年8月中旬、ホームページ上にて発表。(一次予選を通過した方にはメールにてお知らせします)



【審査の基準】
このコンテストでは、読み手の解釈がしっかりと表現されているような生き生きとした朗読を求めています。

①発声の基礎
  声に力があるかどうか。舞台上での朗読を想定して、しっかりと声を届けることを意識してください。(※マイクに対して、芯のない囁くような声は避けてください)
②文章の理解
  文章の構造(主語、述語、修飾語など)を理解した上で、全体のつながりを意識して一つの作品にまとめてください。
③言葉のリズムと強弱
  リズミカルな話し言葉をイメージした読みを心がけてください。
④アクセントの正確さ

以上、大きく4点の基礎レベルを確認し、その上で表現としての達成度を評価基準にします。






 開催日と会場 
朗読専用劇場rLabo.(京都市中京区)にて、対面形式で行います。
8月30日(土)・31日(日)・9月5日(金)・6日(土)・7日(日)・12日(金)・13日(土)・14日(日)のうち、いずれかにご参加ください。
(※どうしても対面での参加が難しい場合には、オンラインも可とします)


 朗読作品 
作品は「青空文庫」より選択してください(※6分以内)。作品の一部分の抜粋でも構いません。ただし、詩は不可とします。


 審査員 
一般社団法人 朗読表現研究会 会員


 結果発表 
2025年9月中旬、ホームページ上にて発表。(二次予選を通過した方にはメールにてお知らせします)







 開催日時 
2025年10月19日(日) (※13:00開演を予定。開演時間は変更の可能性あり)
※観覧無料(途中の入退場自由。ご予約も不要です)


 朗読作品 
作品は「青空文庫」より選択してください。(一般部門は10分以内、高校生部門は7分以内)
作品の一部分の抜粋でも構いません。ただし、詩は不可とします。


 会場 
京都市北文化会館 ホール(客席定員405名)
京都市北区小山北上総町49番地の2(キタオオジタウン内)
・市営地下鉄烏丸線「北大路駅」下車(出入口1番)
・市バス「北大路バスターミナル」下車

※駐車場はありませんので、車でのご来場はご遠慮ください。


 各賞 
各部門の受賞者には下記の表彰及び副賞を授与いたします。
・一般部門 最優秀賞 1名(賞状、副賞3万円)
・一般部門 優秀賞 1名(賞状、副賞1万円)
・高校生部門 優秀賞 1名(賞状、副賞1万円)
・観客賞 1名(賞状)


 審査員 

佐野真希子
  朗読家 (一社)朗読表現研究会 代表理事 (全国朗読大会京都公演にて京都府知事賞受賞)
池田 久輝
  小説家(第五回角川春樹小説賞受賞)/朗読台本作家
中村 理聖
  小説家(第27回小説すばる新人賞受賞)
杉本 知恵美
  朗読家(一社)朗読表現研究会 会員


【協力】
ニシムラタツヤ(AfroWagen)/深田あさ/中川学/谷脇栗太/朗読専用劇場rLabo.



これまでの本選の映像や詳細は下記よりご覧いただけます。

 
2024.8.31
第三回 U35 京都朗読コンテスト
応募総数:132名(一般部門:114名 高校生部門:18名)
  2023.10.22
第二回 U35 京都朗読コンテスト
応募総数:153名(一般部門:117名 高校生部門:36名)

   
2022.8.27
第一回 U35 京都朗読コンテスト
応募総数:246名(一般:192名 高校生:54名)
 
 





2019年、「朗読」という表現を広め、文化芸術として根付かせることを目的に京都市で設立。活動拠点は2020年7月、京都市中京区にオープンさせた朗読専用劇場rLabo.(アールラボ)。朗読イベントの企画をはじめ、ワークショップや勉強会など、朗読する場、朗読に触れる場を広く提供している。