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『警官は吠えない』 (文庫) ラブラドール・レトリバーのナインと山小屋で暮らす元刑事・村瀬の前に、突然見知らぬ青年・秋山亮が現れた。 「悪いが、しばらくの間、彼の世話を頼む」と書かれた手紙を持って。嫌な予感を覚えつつも、預かる理由が分からないまま、秋山の面倒を見る羽目に――。 困惑する中、村瀬の後輩刑事・三島翔太から電話が入る。 「秋山亮が死体で見つかった」と――。 預かっている青年と殺された男は、同姓同名の別人なのか? 真相を追う村瀬に、手帳を置いた原因となった発砲事件が立ちはだかる。 →小学館 |
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『虹の向こう』 (文庫) 今年2017年の「日本推理作家協会賞短編部門」の候補作を含むミステリー短編集。探偵モノから青春まで、著者の魅力がぎっしり詰まっていて、あなたのお気に入りの一編がきっと見つかるはず。心地よい文章に身を委ね、読み進めるうちに見えてくる光景に、息をつくのか、はたまた吞むのか。大プッシュの一冊。 →双葉社 |
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『ベスト6ミステリーズ2016』 (文庫) 2016年の一年間に発表された短編ミステリーの中から、日本推理作家協会が認める11作品を収録した『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2017』。そのなかから、さらに選び抜いた6作品を収録してお届けします。 |
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『沈黙の誓い』~crossing~ (文庫) 七年前、雨で増水した川で、安城友市の兄が命を落とした。遺書もなく、事件性も認められなかったことから、水難事故として処理された。しかしこの事故の裏には何かがあると感じた友市は、自ら真相を解明するため刑事となり、調べを始める。やがて、京都府警河原町署刑事課に配属となった友市の元に差出人不明の手紙が届いた。その手紙には友市が追っている事件の犯人の名前が記されていたが──。様々な事件、人間模様が交錯する警察ミステリ。 →角川春樹事務所 |
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『枯野光』 (文庫) この街の闇社会で生きる陳小生は、刑事の羅朝森からある男を捜して欲しいと依頼される。手がかりは二十年以上も前に撮られた古びた写真だけ。しかも男の名前も素性も明かせないと告げられる。一方、ツアーガイドとして働く香港在住の日本人女性、石原雪子の自宅前に不審者が現れ、勤め先に自分のことを探るような電話が入るなど、彼女の周辺で不穏な空気が流れ始めた─。ネオンが煌めくその裏で、漆黒の闇が支配する香港を舞台に蠢く真実とは!! →角川春樹事務所 |
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![]() (2018.12) |
『1968 三億円事件』 (文庫) 1968年(昭和43年)12月10日、府中で起きた「三億円事件」。白バイ警官に扮した犯人は盗んだ三億円とともに永久に消えた。昭和を代表するこの完全犯罪事件に、人気のミステリー作家5人が挑んだ競作アンソロジー。事件に翻弄される者、助けられた者、模倣する者、犯人に恋する者――。事件を題材に描く5つの物語は、謎の真相に迫れるのか? →幻冬舎 |
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![]() (2018.7) |
『晩夏光』 第五回角川春樹小説賞受賞作 (文庫) 香港。この地には、観光客を標的に窃盗する『スリ』、その盗品を売りさばく『露店』、出回った盗品を探し出し、持ち主から手数料を得る『回収』とそれぞれグループが存在し、そこには三者共存の掟があった。ある日、回収側の人間である劉巨明が、何者かによって殺害された。仲間であった新田悟は、巨明の妻からあるメモを渡された。メモには巨明の文字で「任家英に気を付けろ」と謎のメッセージが残されていた。そして新田は、香港の闇社会に渦巻く悲しみの深淵に巻き込まれていく―─。 →角川春樹事務所 |
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![]() (2018.4) |
『ステイ・ゴールド』 (単行本) 男はなぜ、刑事をやめたのか。そしてなぜ、犯罪に手を染めたのか――。大型輸送トラックの荷を強奪するために集まった男たち。その中に、ある出来事がきっかけで警察をやめ、姿を消した刑事がいた。そしてその刑事の相棒は、彼を探し続けていた。二人の刑事を軸に、犯罪とそれにまつわる人間ドラマを濃厚に活写したミステリー。『晩夏光』『枯野光』で、香港の暗黒社会に住む男たちの熱い姿を描いた著者が、故郷・京都を舞台にして紡ぐ、愛と友情の物語。 →双葉社 |
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![]() (2017.11) |
『虹の向こう』 (単行本) 今年2017年の「日本推理作家協会賞短編部門」の候補作を含むミステリー短編集。探偵モノから青春まで、著者の魅力がぎっしり詰まっていて、あなたのお気に入りの一編がきっと見つかるはず。心地よい文章に身を委ね、読み進めるうちに見えてくる光景に、息をつくのか、はたまた吞むのか。大プッシュの一冊。 →双葉社 |
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![]() (2017.6) |
『警察アンソロジー 私の相棒』 日本推理作家協会/編 (文庫) 荒川署のミステリーヲタクと食い道楽のまったく?み合わない異色刑事コンビの行方は(西村健「張込み」)。生活安全部指導班・佐原が昔の演劇仲間と事件に迫る(池田久輝「舞台裏」)。玉川署の新米刑事・有田と、骨董屋を営む有田の祖父・荘助が事件を探っていく(柴田哲孝「孤月殺人事件」)。その他「東京湾臨海署安積班」(今野敏)、「RIKO」(柴田よしき)、「御茶ノ水署」(逢坂剛)、「機動警察パトレイバー」(押井守)、各シリーズのスピンオフ作品も収録。それぞれの「相棒」をテーマに描く傑作短篇集。(単行本『タッグ 私の相棒』を改題) →角川春樹事務所 |
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![]() (2017.5) |
『ザ・ベストミステリーズ2017』 編:日本推理作家協会 (単行本) 迷ったらコレ! 2016年度、ミステリーの頂を手に入れろ! 過去1年間に発表されたすべての短篇推理小説の中から、日本推理作家協会が選び抜いた至高の作品だけを収録。新鋭からベテランまでキャリアに関係なく、とにかく面白くて優れた短篇ばかりを集めました。推理小説愛好家はもちろん、初心者でも必ず楽しめる、最強ミステリー・アンソロジーの完全保存版! |
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![]() (2015.6) |
『タッグ 私の相棒』 日本推理作家協会/編 (単行本) お前がいて俺がいる!警察小説の最前線が、ここに集結!エンターテインメント界のベテランから新人まで、豪華執筆陣の警察小説アンソロジー。ひらめき型の刑事、全く話が噛み合わない奴、骨董に詳しい祖父、小学校からの幼馴染など――それぞれの相棒物語。逢坂剛「御茶ノ水署」シリーズ、柴田よしき「RIKO」シリーズや、今野敏「東京湾臨海署安積班」シリーズ、押井守「機動警察パトレイバー」のスピンオフ作品、西村健、柴田哲孝、池田久輝のオリジナル短篇を収載。 →角川春樹事務所 |
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『まるたけえびすに、武将が通る。』京都甘辛事件簿 (文庫) 山城長政、通称〝武将さん〞は、中三条商店街にあるカフェの店長。ある日、失踪したオーナー古木から「せいぜい頑張りや」と書かれた謎の紙束が届く。後日、カフェが何者かに荒らされ、長政は失踪に事件性を感じ調べ始める。すると、古木の実家の老舗懐紙屋と新進美術商との黒い噂が――。碁盤の目に交差する京の通りの〝裏〞を暴く京都ミステリ。 →幻冬舎 |
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![]() (2014.7) |
『枯野光』 (単行本) 香港では、観光客を標的にした【スリ】、その盗品を売りさばく【露店】、回収した品を持ち主に返し謝礼を得る【回収】とそれぞれグループが存在し、三者共存の掟があった。回収側のトップである陳小生はある日、刑事の羅朝森から古ぼけた白黒写真を見せられる。そこに写っている一人の男を捜して欲しいというのだ。昔馴染みである事以外、男の詳細や名前すら教えない羅刑事。しかし陳は、その依頼を引き受ける事に……。一方、ツアーガイドで香港在住の日本人女性、石原雪子は、自宅の前をうろつく不審な人物に遭い――。第五回角川春樹小説賞受賞後第一作。 →角川春樹事務所 |
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![]() (2013.9) |
『晩夏光』 第五回角川春樹小説賞受賞作 (単行本) 2012年、夏、香港。この地には、観光客を標的にした【スリ】、その盗品を売りさばく【露店】、回収した盗品を持ち主に返し謝礼を得る【回収】とそれぞれグループが存在し、三者共存の掟があった。ある日、回収側の人間である劉巨明が、何者かによって殺害された。仲間であった新田悟は、それを回収側のトップである陳小生から聞かされ、巨明の妻、麗文の元を訪ねるように指示される。そこで新田は、彼女からあるメモを渡される。メモには殺害された巨明の文字で「任家英に気を付けろ」と書かれていたのだ。果たして、巨明を殺害した犯人とは?〝任家英〟とは何者なのか? 香港に渦巻く深い闇に、新田は巻き込まれていく――。北方謙三、今野敏、角川春樹、全選考員満場一致で受賞。あのハードボイルドの重鎮たちをも唸らせた!!香港を舞台にしたハードボイルド群像劇。 →角川春樹事務所 |