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2023.8.13(sun) 14:00~
『夢十夜』集合的な夢と個人的な夢

「100分de名著」にもご出演、能楽師・安田登さんの朗読とトーク企画。




『夢十夜』を題材に、安田登さんの朗読とトークを。

夢の売り買いをしていた江戸時代。夢は個人のものではなく、皆に共有される「集合的」なものでした。そして、江戸の末年に生まれた夏目漱石は『夢十夜』を1908年に書きました。しかし、その9年前(1900年)にはフロイトが『夢判断』を出し、夢は「個人」の記憶の産物という説を出した。集合的な夢と個人的な夢、その「あわい」に生きた漱石の『夢十夜』を中心にして、『平家物語』にも触れながら、現代との関係などを考えてみたいと思います。また、能の「語り」の技法を使った朗読の方法についてもお話します。

安田登:能楽師(ワキ方下掛宝生流)
東京を中心に能の公演に出演。また、神話『イナンナの冥界下り』での欧州公演や、金沢21世紀美術館での『天守物語(泉鏡花)』など能・音楽・朗読を融合させた舞台を数多く創作、出演する。Eテレ100分de名著『平家物語』・『太平記』講師・朗読。著書多数。関西大学特任教授。

 日 時 
  2023年8月13日(日) 14:00より(約二時間を予定)
 定 員 
  14名 (※参加ご予約が必要となります)
 料 金 
  2,500円
 会 場 
  朗読専用劇場rLabo.
〒604-8375 京都市中京区西ノ京池ノ内町29-74
阪急京都線「大宮駅」より徒歩約10分 / 地下鉄東西線「二条城前駅」より徒歩約7分 / JR嵯峨野線「二条駅」より徒歩約8分
*駐輪場あり(自転車6台)*駐車場はございません